清司の覚書5

  • 揺れる影

気がつくと影を追っています。

丘の上から眺める草原、遠く山並みを眺めるとき、雲の動きと共に、

雲の影を追っています。光と影が追いかけっこをしています。光を強く感じるときでもあります。

  • 筆の動き

鉛筆で描けたからといって、筆で描けるものではありません。

モノクロで描けたからといって、カラーで描けるとは限りません。

  • イメージするって?

私のイメージ方法は、物の形を思い浮かべる。その場所の雰囲気を

思い浮かべる。自分がその場所に立って風や光の動きを感じている

映像を思い浮かべる。

完成作品は思い描きません。

段階段階で違うテクニックを使うとき、使った後のイメージはします。

途中で違う雰囲気になっても、それはそれで完成させします。

もう一度、最初の雰囲気の作品を作ります。

これで、2点作品ができました。              

  • 見えない物・色が解らない物に色を付ける楽しみ 

風の色・光の色・霧の色・雨の色・花の香りの色・感情の色などなど

色をかけることで、現実とは違う世界が見えてきます。

複雑な色になり、重なりで奥行きがでたり、動きを感じることも出来ま    

す。作品製作の中で一番楽しみな瞬間でもあります。このハラハラドキドキがたまらなくいいのです。

  • 既成概念の色を変える楽しみ
  • どっちへ行く

その道を歩いて行きたいと思いながら描きます。

まっすぐな道、曲がりくねった道

途中、分かれ道にきたら

どっちへいく?

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