- 揺れる影
気がつくと影を追っています。
丘の上から眺める草原、遠く山並みを眺めるとき、雲の動きと共に、
雲の影を追っています。光と影が追いかけっこをしています。光を強く感じるときでもあります。
- 筆の動き
鉛筆で描けたからといって、筆で描けるものではありません。
モノクロで描けたからといって、カラーで描けるとは限りません。
- イメージするって?
私のイメージ方法は、物の形を思い浮かべる。その場所の雰囲気を
思い浮かべる。自分がその場所に立って風や光の動きを感じている
映像を思い浮かべる。
完成作品は思い描きません。
段階段階で違うテクニックを使うとき、使った後のイメージはします。
途中で違う雰囲気になっても、それはそれで完成させします。
もう一度、最初の雰囲気の作品を作ります。
これで、2点作品ができました。
- 見えない物・色が解らない物に色を付ける楽しみ
風の色・光の色・霧の色・雨の色・花の香りの色・感情の色などなど
色をかけることで、現実とは違う世界が見えてきます。
複雑な色になり、重なりで奥行きがでたり、動きを感じることも出来ま
す。作品製作の中で一番楽しみな瞬間でもあります。このハラハラドキドキがたまらなくいいのです。
- 既成概念の色を変える楽しみ
- どっちへ行く
その道を歩いて行きたいと思いながら描きます。
まっすぐな道、曲がりくねった道
途中、分かれ道にきたら
どっちへいく?